続moss

「コケ」という言葉は一般にはいろいろな植物群のものを含めて、小さくて、あまり目立たないものを総称している。(井上浩『フィールド図鑑 コケ』東海大学出版会、1986)

2009-07-14から1日間の記事一覧

夏目漱石の『それから』(1909)を読んだ。就職もせずに親のすねをかじって暮らす男の話。なまじっか学識があるだけに、観念と現実とのあいだで色々と思い悩んでいる30歳。漱石を同時代として受容することは不可能だけど、逆に「100年前の文章なのに(同時代…